JALパイロット飲酒問題
具体的な飲酒規制はなかったらしい
先日の事件。日本航空JALの男性副操縦士が、搭乗前にアルコール飲酒。ロンドン<ヒースロー空港にて、地元警察による拘束により、搭乗予定の便は1時間遅れで羽田へ出発。パイロットは3人乗る予定でしたが、2人での運行となりました。
この方、前日の夜にワイン2本にビール1.9L分(5本)。そして操縦する気で職場にきたわけです。
BBCを始め、他国のニュースにもなっていました。日本人赤っ恥。
現在も、このパイロットは、法令違反でイギリス警察に拘留されており、11月29日に判決が言い渡されると言います。
規則はどうなってる?
"乗務員の飲酒規制は航空法などで定められているものの、具体的な数値などは設けられておらず、運用は各社に一任されている。"
"日本では航空法などに基づき、アルコールで正常な業務ができない状態での乗務を禁じている。違反すれば懲役か罰金の刑罰があるほか、乗務開始前の8時間の飲酒も禁止しているが、アルコール検査の義務付けはなく、各社の判断に委ねている。"
パイロット飲酒 会社任せだった規制…意識改革なるか(産経新聞) - Yahoo!ニュース 引用
JALが社内で規定するアルコール濃度検査をすり抜けた
日航では、アルコール濃度検査をしていました。しかし、このパイロットは、この検査をすり抜けていました。
これが奇妙なところ。
"内部調査の結果、日航は副操縦士が呼気検査の際に機器に吹きかける息の量や角度を変えるなどの不正を行っていたと認定。"
いかさまか。
"日航では昨夏以降、操縦士の「基準超」が発覚し、運航が遅れるなどしたケースが19件相次いだ。全日空でも平成25年度以降、乗務員の出発前の呼気検査で基準値を超えたケースが8件あった。"
パイロット飲酒 会社任せだった規制…意識改革なるか(産経新聞) - Yahoo!ニュース 引用
全く信用ならぬな。
乗客は、操縦士に命を預けているのですから、その責任の重さを自覚してほしいものです。ストレスの多い仕事なのかもしれませんが。でも、そういう職種の人は、沢山いますからね。
沈まぬ太陽
再び、『沈まぬ太陽』のお話です。
日本航空と、実在する同社社員、労働組合役員の、とある人物の体験に基づいて脚色、再構成された作品。フィクションということになっています。ご存知ない方は、是非一読、またはDVDを観ていただきたく思います!
WOWOWでテレビドラマ化されたものがブルーレイで観られます。非常によくできています。一見の価値あり!!!↓
映画化されたもの。↓
愛用品、コレクションしてます。
ご覧ください。
関連記事