フランス人の食事
ヤフーニュースに、フランス人の「朝・昼・夕食」について書かれた記事がのっていました。
日本人が想像する『フランス料理』は、高級なイメージがありますね。ソースがこってるとか、フォアグラ、トリュフ、とか。
でも実際は、そんなに高級そうな料理を普段から食べているわけではありません。
フランス人の朝食
コーヒーやカフェオレ（子供はドリンク）とバゲット。もしくはクロワッサンというシンプルな食事。
焼きたてクロワッサンは美味しいですね。パリッとカリッとしていて。バゲットは、日本でいう「フランスパン」のことですが、味はちょっと違いますね。日本のバゲットよりフランスのバゲットの方が、外が香ばしくて中がもっちりしている気がします。
街に出ると、カバンの中からバゲットをひょいと覗かせて、歩きながらつまみぐいしているような人もいます。そのぐらい、バゲットはフランス人にとって馴染みのあるもの。日本人の、お米、おにぎりみたいなものでしょうか。
普段のお昼ご飯と夕ご飯
学校ではフルコースを食べるところもあるし、サンドウィッチのようなものを持って行くこともあります。
普段は軽めに済ますことが多いですが、昼からワインを飲むこともよくあります。家の食卓の上には開いた赤ワインが置いてあって、食事に合わせてすぐに飲めるようになっています。そのあと仕事があるかどうかなんて、さほど気にしないのです。
夕ご飯はしっかりと料理をすることもあれば、スープ、チーズ、ハム、パテ、キッシュ、バゲットなどで済ませることもあります。
チーズ、ハムといっても、これが美味しいんですよね。沢山種類もあります。マルシェにいけば新鮮で美味しいものが沢山手に入りますが、街のスーパーでも充分美味しいものがあるのです。大きなスーパーでも、肉コーナーやチーズコーナーが中にあり、グラム売りをしてくれるところもあります。
週末は豪華に
時間のある週末は、家族や親戚、お友達などを交えて、豪華なホームパーティをします。時間をかけて、おしゃべりを楽しみます。
例えば私がご招待されたホームパーティでは、前菜（ミニキッシュのようなもの）は冷凍品でした。忙しい家庭のために、沢山の種類の冷凍の前菜が売っているんですよね。美味しいんです。パテ、チーズ、生ハム、サラミ、バゲットと一緒に前菜としていただきます。
メインのフィッシュパイも、実は冷凍でした。なんなら、デザートのタルトも冷凍でした。美味しい冷凍品沢山あるフランス！
サラダは自作でしたが、お米が入っていました。お米の入ったサラダは始の頃は違和感があったのですが、食べてみると美味しいかったです。
日本だと、冷凍品て手抜きのイメージがありますけれども、フランス料理は手間がかかるので、冷凍品をうまく利用するのもいいのではないかと思います。クオリティ高い。
クレープでブランチ
フランス人の友人たちに、ブランチに呼んでもらったこともありました。テーブルの上には、ヌテラ、シナモン、お砂糖、バナナ、いちご、トマト、アボカド、ルッコラ、はちみつ、いちごソース、バター、生クリーム、スライスアーモンド。なんでもありました。
全員集まったところで、クレープを焼き始めます。焼いたクレープは順に積み重ねられていきます。それをお皿にとって、好きなものをくるんで、それぞれ食べるのです。
甘いのもいいけど、ガレットも美味しいですね。
たまにはこんなブランチを家族や友人とやってみるのも素敵ですね。
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