tabiの小さな幸せ

主婦/ミニマリスト。日々のことやオススメ、お役立ち情報を書き綴っています。

メイ首相の不信任投票

イギリスのEU離脱はいったいどこでおちつくのでしょうかね。

 

12月12日、英与党・保守党は、党首のTheresa May テリーザ・メイ首相に対し、不信任投票をしました。

 

不信任投票は、EU離脱を巡るメイ首相が出した協定案に反対する派の議員が要求。不信任投票で自党議員の過半数支持を得れば、首相の座にとどまることになる決まりでした。

 

わたくしも、速報を知るのに起きてすぐにBBCニュースを拝見したぐらいの緊張でした。

 

結果としては、保守党下院議員317人のうちの37%にあたる117人が、不信任票に入れましたが、過半数は超え留任が決定。保守党の規定により、向こう1年間は党内の不信任動機の対象にはなりません。

 

この117人という不信任票の数字、実に多いと思うのですが、いかがですか?

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2016年の英国民投票では、離脱支持が51.9%、残留支持が 48.1%という、わずかな差でした。

 

離脱推進側に投票した国民の中には、いまさらながら後悔している人も多いのではないか、今また国民投票したら結果は変わるのではないかと予想されます。

 

ここまでして、悪条件で離脱せざるを得ず、勝ち取ったものは、なんなんでしょう。誇り?イギリス人の誇り?田舎の年齢層の高い地域では離脱推進派が多いようですよね。

 

メイ首相の離脱計画が議会の承認を得られず、無秩序な離脱に至る場合は、イギリス経済は少なくとも第二次世界大戦以降最悪の布教に陥るだろうと言われています。離脱推進派の方々は、そうやって不況に陥った時に「こんなこと、誰も教えてくれなかった」と気がつくのでしょうか。投票前はみんないいことばっかり宣伝するものなんですよ。 

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メイさんは、ある意味尊敬します。こんなに嫌な役回り、誰がやりたいのか、正直疑問です。しかも自分は残留派だったのに離脱の整理をしないといけない。離脱派、残留派、両方を満足させることなんてできず、合意させるのはまず無理。

 

EU離脱を問う国民投票なんて、やらなければよかったですね。EU側は、イギリスが都合良い形で離脱してしまったら、他にも後を追う国が出てくるかもしれませんから、好条件で条件をのむとは思えません。

 

先が思いやられるイギリスです。誰がどうやっても、悪いことにしかならない。残るのはイギリス人の誇り。そしてその誇りの代償はとても大きい。

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