"「本人の同意なしになぜ生んだ?」インドの男性が両親を告訴へ"
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「同意なしに自分を生んだ」という理由で、インドに住む27歳の男性が両親を告訴しようとしているそう。
〜以下引用〜
「生殖は、地上で最もナルシスト的な行為です。子供を作った人たちに、なぜ子供を作ったかのを聞くと、必ず最初に答えるのが『欲しかったから』という理由です。子供を生み、苦しみを味わわせるのは間違っています」とサミュエルさんは答えている。
〜引用ここまで〜
子供たちに不要な苦しみを経験させるべきではない、人類は地球や環境に悪影響を与えるといった理由で、子供を生むことに反対している反出生主義を掲げる人たちがインドには広がっているのだそう。
実際問題、受精卵の状態の子供にどうやったら出生の同意を得ることができたのでしょう。そもそも妊娠が発覚するまでは子供がお腹に宿っているかはわからないわけです。妊娠が発覚するということはもう着床したということで、妊娠一ヶ月にはなっていて、着床前の受精卵に着床の意思を確認するのは無理ですね?
中絶できるギリギリの頃に意思を確認して欲しかったということでしょうか。お腹の中にいる、形もはっきりしない状態の子供に生存の意思を問うのですか?それも無理ですね。やっぱりこの告訴はむちゃくちゃですね?
しかも驚くことにこの男性の両親は弁護士とのこと。おそらく、このパフォーマンス自体で反出生主義が話題になることが、彼の狙いなのではと思います。
彼の人生は、そんなに苦しくて悲しいものなのでしょうか。他に同じような思いをする子供たちを増やしたくないぐらいに。人類は地球や環境と本当に共存できないものでしょうか?
子供を『欲しかったから』という理由で生むことは、確かに親の勝手かもしれません。親のエゴかもしれません。生まれてくる子供が幸せな人生を送るか送らないか、生むまでわかりませんし、生んだ後も本人にしかわかりません。親としては、生まれてくる子供が、幸せにあふれた人生を過ごすことを望むことしかできません。
私はこのサミュエルさんをはじめ反出生主義を掲げる人たちがどんな人生を送っていらっしゃるのか存じ上げませんが、「苦しみや悲しみばかりの世の中に、子供を産むことは倫理的に間違っている」と断言するほどにこの世界がひどいものにうつっているなら、悲しいことだなと思います。親だったら子供にこんなこと思われたらたまらない。
↓たくさんの親は、命が宿った時から、もしかしたらそのまえからずっと、子供に愛を注いでいます。無事に生まれてきますように。幸せに暮らせますように。素晴らしいこの世界を一目見せてあげたい。一緒に沢山笑いたい。
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