上沼恵美子さんと「M-1グランプリ」
お笑い芸人のとろサーモン・久保田かずのぶさんとスーパーマラドーナ・武智さんが、「M-1グランプリ」放送後のSNSで、上沼恵美子さんに対する暴言を酔った勢いで放ったとして、ニュースになっていますね。
私は「M-1グランプリ」は拝見していないのですが、ダウンタウンの松本人志さんがこれまでの12大会で審査員を担当。上沼恵美子さんにも、松本人志さんが直接お願いして審査員をしてもらっていると、どこかの記事で読みました。
子供じみている
相手が誰であれ気に入らない女性に『更年期障害か』『オバハン』と言うのは間違っていますね。しかも、それを言ったからといって、相手を傷つけようとする以外なんの意味も持たない。
それから文句があるなら、本人に言えばいいですね。わざわざSNSなんか公の場で公表せずに。
審査の難しさ
審査員を審査を受ける側が選べないのは、どこの世界のグランプリでも一緒じゃないの?
陸上や、水泳、スポーツは勝ち負けがわかりやすいですね。サッカーなどだと、審判によって結果が左右されることもたまにはあるでしょうが。大学の入学試験だって、数学や歴史なら、答えは明白で、点数がつけられます。
芸能、芸術面、作家さんなどの賞もそうでしょうが、はっきりした審査の決まりのないものは誰が審査員をやっても、不満がでるのは普通のことなのではないでしょうか。彼らのようにあとで審査員にあたってしまう人も多いと思います。
審査をする方は、好きでやっているとは限らないと思いますよ。ある程度までは実力、テクニックを評価することになるでしょうが、ある程度を超えると、審査員の好みで評価されるケースもあるでしょう。それが偏らないように、審査員の人数を多くしているのですよね。
それらをひっくるめて、グランプリに志願するということなんではないでしょうか。グランプリは、フェアであるとは限らない。でも、誰もが納得するような芸を披露できたならば、勝てる。しかし、誰もが納得しなかったなら、やっぱりその芸は中途半端だったと。
芸をやるものの心得。
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