tabiの小さな幸せ

主婦/ミニマリスト。日々のことやオススメ、お役立ち情報を書き綴っています。

樹木希林さん写真展と内田也哉子さん

headlines.yahoo.co.jp 2018年9月にお亡くなりになった、樹木希林さんの写真展が11月9日から29日まで、東京ミッドタウン内フジフイルムスクエアでで開かれています。(入場無料)

 

樹木希林さんは、1978年から40年にわたって富士フイルムの数多くの広告・テレビCMに出演しました。写真展では、テレビCM、デビュー当時から、人気ドラマの一コマ、今年インタビューを受けた際の写真が展示されています。

2004年に乳がん、2008年には腸、副腎、脊髄に転移。2013年全身癌と告知されても仕事を続けてこられたという樹木希林さん。

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こちらの記事↑、感銘を受けました。とても面白かったので、よろしかったら読んでみてください。

『人生でやり残したことがない』

そんなこと、簡単に言えるものじゃない。毎日充実した日々を過ごしているつもりでも、改めて考えてみると、まだまだやりたいことが残っている自分です。

 

私ごとですが、大事な身内が亡くなる前のお話です。彼女は癌と余命宣告をされたあとの病室で、同時に何冊もの本を読んでいました。枕元に、七冊ぐらい積み重なっていて、それぞれにしおりが挟んでありました。

 

「ほら、いつ死ぬかわからないでしょ?でも読みたい本がたくさんあって、一冊ずつ読んでいたら全部読みきれなかった時に残念でしょ?だから、全部の本を、ちょっとずつ読んでるのよ。」

 

忘れられないんですよね、そんな彼女の姿が。その時に使っていたしおりを、私は形見として頂きました。

 

着るもの、持つもの、人間関係を簡素化する。

樹木希林さんほど簡素化する方も珍しいと思います。私も物をもたないのが好きだし、人間関係も年々簡素化されてゆきますが、なぜか靴は減りません。実際日常的に使っている靴は少ないはずなのに、ほぼ新品のまま眠っている靴が結構あります。

 

若い頃は、デザイン重視で靴を買っていましたが、年々、はき心地重視になってきて、昔の靴を履かなくなってきたということかもしれません。今度、寄付しよう。

world--gift.com

内田也哉子さんのご挨拶

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告別式で、喪主代理で挨拶をしたのが、娘さんの、内田也哉子さんでした。

 

”「私にとって母を語るのに、父・内田裕也をなくしては語れません。思えば、内田家は数少ない互いへのメッセージ発信を、いつも大勢の方々の承認のもとに行っていた奇妙な家族でした。また、生前、母は恥ずかしいことほど人前でさらけ出すという厄介な性分だったので、みなさまが困らない程度に少しお話させてください」”

 

”「ときには本気で母の悪いところをダメ出しし、意を決して暴れる父を殴ってくれ、そして私以上に両親を面白がり、大切にしてくれました。なんでも明け透けな母とは対照的に少し体裁が過ぎる夫ですが、家長不在だった内田家に静かにずしりと存在してくれる光景は未だにシュール過ぎて、少し感動的でさえあります」”

 

”「絶妙なバランスが欠けてしまった今、新たな内田家の均衡を模索するときが来てしまいました。怖気(おじけ)づいている私は、いつか言われた母の言葉を必死で記憶からたぐり寄せます。『おごらず、他人と比べず、面白がって平気に生きればいい』。まだ、たくさんすべきことがありますが、ひとまず焦らず家族それぞれの日々を大切に歩めたらと思っています」” 

内田也哉子、母・樹木希林さん偲び「奇妙な家族でした」 手紙で知った内田裕也の“愛情”(オリコン) - Yahoo!ニュースより引用

 

独特の家族関係であったことが想像できます。簡単な家族の形なんて存在しないとは思いますが、きっとそれも楽しめたらいいのかもしれません。

 

樹木希林さんの生き方には感銘するものがあります。それから、内田也哉子さんの挨拶の内容、言葉の選び方が、素晴らしいなと思いました。とてもセンスのある文章を作る方だと思ったら、エッセイや翻訳などの執筆活動もされている方だとか。

この機会に一読いかがでしょうか。

 

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